書誌情報

集英社新書

沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか

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著者

著:林博史

あらすじ・概要

1945年3月末から約3か月間にわたり、米軍と激しい地上戦が繰り広げられた沖縄戦。軍民あわせ約20万人もの命が失われた。戦後、日本は平和憲法を制定したが、沖縄は米軍の軍事支配に委ねられ、日本に返還後、今なお多くの米軍基地が存在している。また、近隣国を仮想敵とし、全国で自衛隊基地の強靭化や南西諸島へのミサイル配備といった、戦争準備が進行中である。狭い国土の日本が戦場になるとどうなるのか? 80年前の悲劇から学び、その教訓を未来に生かすために、国土防衛戦の実相を第一人者が膨大な史料と最新の知見を駆使し編み上げた、沖縄戦史の決定版!

序 なぜ今、沖縄戦か
第一章 沖縄戦への道
第二章 戦争・戦場に動員されていく人々
第三章 沖縄戦の展開と地域・島々の特徴
第四章 戦場のなかの人々
第五章 沖縄戦の帰結とその後も続く軍事支配
おわりに
あとがき