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集英社新書

いまを生きるカント倫理学

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試し読み

著者

著:秋元康隆

あらすじ・概要

この現代社会、いったい何が善くて何が悪いのか?
カントだったらこう考える――。
さまざまなテクノロジーの発達も手伝い、善悪の基準がますます曖昧となっている現代社会。
ビジネス、道徳教育、生殖・医療、環境問題、AI、差別問題……。
現代社会で巻き起こるあらゆる倫理的な問題について、私たちはどう判断すればよいのか。
その答えは「カント」にある。
哲学・倫理学における重要な古典としてつねに参照され続ける一方、難解と評されることの多いカントだが、本場ドイツでカント倫理学の博士号を取得した著者が、限界までやさしくかみ砕いて解説。
その上で、現代を生きる私たちが「使える」実践的な倫理として提示する一冊。

はじめに
序章 カント倫理学の骨格
第一章 ビジネス倫理
第二章 道徳教育
第三章 生殖・医療倫理
第四章 環境倫理
第五章 AI倫理
第六章 差別に関わる倫理
おわりに
参考文献