書誌情報

集英社新書

ぼくたちはこの国をこんなふうに愛することに決めた

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著:高橋源一郎

あらすじ・概要

子供たちの独立国家は、本当に実現するのか? そこで浮き彫りになる、日本の現在(いま)とは? 本書は、竹島問題、憲法改正、象徴天皇制などのアクチュアルなテーマを、架空の小学校を舞台に平易な言葉で論じる、18世紀以前にヴォルテールやルソーなどが得意とした「小説的社会批評」だ。謎の園長・ハラさんが経営する小学校に通う、主人公の小学生「ぼく(ランちゃん)」とその仲間たちは、知性と個性に彩られた不思議な大人たちに見守られながら、少しずつ自分たちの「くに」を創り始める……。 【目次】プロローグ/1・いろんなことを最初に書かなきゃならない/2・「くに」ってつくれるんだ/3・最初に「こっき」をつくってみることにした/4・ぼくたちの学校/5・ぼくには得意ワザがない/6・肝太先生/7・肝太先生のおはなし/8・ぼくの家の「憲法」たちのこと、そして理想先生のこともちょっと/9・「憲法」の中にいる悲しいひと/10・キヨミヤくんのこと/11・おとうさんと夜に/12・公衆道徳を守りましょう/13・ママ、アイ・ラブ・ユー/14・「名前のないくに(仮)」/15・@名前のないくに(仮)/16・@アイと雪の女王/17・不思議の国のお茶会/18・「名前のないくに(仮)」建国宣言、ではなくて、建国のことば/19・ハロー&グッバイ、マイ・フレンド/エピローグ/あとがき――「君たち」から「ぼくたち」へ/参考文献

プロローグ
1・いろんなことを最初に書かなきゃならない
2・「くに」ってつくれるんだ
3・最初に「こっき」をつくってみることにした
4・ぼくたちの学校
5・ぼくには得意ワザがない
6・肝太先生
7・肝太先生のおはなし
8・ぼくの家の「憲法」たちのこと、そして理想先生のこともちょっと
9・「憲法」の中にいる悲しいひと
10・キヨミヤくんのこと
11・おとうさんと夜に
12・公衆道徳を守りましょう
13・ママ、アイ・ラブ・ユー
14・「名前のないくに(仮)」
15・@名前のないくに(仮)
16・@アイと雪の女王
17・不思議の国のお茶会
18・「名前のないくに(仮)」建国宣言、ではなくて、建国のことば
19・ハロー&グッバイ、マイ・フレンド
エピローグ
あとがき――「君たち」から「ぼくたち」へ
参考文献