書誌情報
集英社コバルト文庫
写楽あやかし草紙 花霞のディーバ
著者
あらすじ・概要
楽真の正体は幻の浮世絵師・東洲斎写楽。一度命を落とすが、上総の手で妖として甦り、上総と共に害を為す妖を狩っている。妖の棲む鎌倉の本山に帰るのが嫌で家出した楽真は、偶然兄貴分の戒と出くわす。戒は話題の歌姫・彩音に会いに帝都へ来たらしい。彩音のパトロンである鏡未伯爵に気に入られた楽真は、伯爵主催の舞踏会に招かれる。一方、全国で謎の変死事件が起きていると知った上総は!?
序章
第一章 楽真の反乱
第二章 家出と迷子は紙一重
第三章 負けるが勝ち
第四章 驚愕
第五章 眷属の心得
第六章 ペテン師の虚構
第七章 確執
第八章 愛より重いものはない
第九章 血よりも濃いもの
第十章 譲れないもの
終章 十年越しの誓い
あとがき
