書誌情報
集英社コバルト文庫
シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓― 6 燃える湖底のラム(後編)
著者
あらすじ・概要
閉ざされた国“アースガルズ”を開く鍵は、「ロキの隠匿石」と呼ばれる石版。古の超騎士が残したメッセージのままに、石版のありかを知るレディ・ラムを捜す奏とケヴァン。石室に刻まれた記号を手がかりに古代遺跡を訪れた奏の「黒い心臓」は岩刻画を解読し、新たな手がかりを得る。同じ頃、奏を追って北海道へ来たアイザックは、支笏湖で突如現れたパレードとともに姿を消した姉を探す少年と出会う。その不可思議なパレードを実際に目にすることになったアイザックは、姉を見つけて連れ戻そうとする少年を追って湖に引きずり込まれた。そこで目にしたのは閉ざされた湖底都市だった。
第一章 ロキの足跡
第二章 湖底都市
第三章 坊ちゃんの陰謀
第四章 もうひとりのアドルフ
第五章 ローソク岩に火をともせ
第六章 青い炎の道
あとがき
