書誌情報
集英社コバルト文庫
シュバルツ・ヘルツ ―黒い心臓― 3 アリアドネの糸車
著者
あらすじ・概要
相次ぐ事件に不思議な力を見せるアイザックとジュード。移植コーディネーターだという彼らの正体に不審を抱き始めていた矢先、自分を担当していたヘルマンの死を知り、動揺する奏。騎士のように奏を見守るアイザックだが、時折見せる激情に奏の疑問は募る一方。そんな折、奏の夢に、金髪に青い瞳をした不思議な少年が現れる。「アドルフ」と名乗るその少年の正体は? 解き明かされる謎に新たな謎が畳みかけられ、物語の熱さが増すシリーズ第三弾! 今回はギリシャ神話系!?
序章
第一章 地図にない国
第二章 心臓の名前
第三章 千本の手がすくうもの
第四章 オレたちの卒業式
第五章 ラビュリントス
第六章 檻の中のアリアドネ
第七章 飛べない翼で
あとがき