書誌情報

集英社e選書トークス

専門家といっしょに考える どう変わる? がんとの向き合い方 人とAIでひらく新たな医療(Miraikanトークス)

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著者

著:宮野悟著:山口類著:中田はる佳

あらすじ・概要

がんのゲノムの変異はいまや人間の手には負いきれないほどの量になっている。この現状に立ち向かうべく、スパコンやAIといった情報学の研究と、ELSI(倫理的・法的・社会的問題)の研究を融合したがん研究プロジェクト「システム癌新次元」が立ち上がった。より効果的な治療法や薬を提案していく未来をめざすこのプロジェクトをめぐり、新次元の「がんゲノム医療」を考える。本作品は、文部科学省の新学術領域研究「がんシステムの新次元俯瞰と攻略(※略称 システム癌新次元)」プロジェクトと日本科学未来館との共催で2020年3月8日にオンライン配信されたイベントを電子書籍化したものです。※本電子書籍は期間限定価格で配信しております。価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

はじめに
なぜ私たちはがんになるのか
世界の論文検索は、人海戦術からAI検索に
医療の世界に入ってきたAI
シュレッダー後の断片を、再びつなぎ合わせるような膨大な作業
ゲノムビッグデータから治療法を探る「臨床シークエンス」
遺伝子異常の発見はできる。解釈と治療法への「翻訳」がボトルネック
スパコン×AI×医師の経験=「がんゲノム医療」
医師とAIが力を合わせて、がんを克服する
保険適用の「医療用医薬品」と保険適用外の「一般用医薬品」
未承認薬を使いたい場合の特例措置
特例措置のデメリットとは
アンケートとディスカッション
トークセッションを終えて