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集英社e選書トークス

専門家といっしょに考える 新次元の「がんゲノム医療」とゆれる私たちの個人情報へのまなざし(Miraikanトークス)

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著者

著:宮野悟著:片岡圭亮著:高島響子

あらすじ・概要

がん医療はいま、科学技術の進歩でこれまでとまったく異なる新たな展開を見せている。従来のがん医療と、新しい「がんゲノム医療」。このふたつはどう違うのか。専門家の解説とともに、未来の医療と社会のあり方を考える。あなたの究極のプライバシー、すべての「遺伝子情報」が早く安くわかってしまう時代。個人と医療、そして社会の常識はどう変わる? 本作品は、文部科学省の新学術領域研究「がんシステムの新次元俯瞰と攻略(※略称 システム癌新次元)」プロジェクトと日本科学未来館との共催で2020年2月16日に行われたイベントを電子書籍化したものです。※本電子書籍は期間限定価格で配信しております。価格は予告なく変更する場合がありますのでご了承ください。

はじめに
スパコンとAIで立ち向かうがん研究のいま(それはヒトゲノム計画から始まった
研究の前進と新たな問い)
がんの本当の原因とは(遺伝子異常のタイプ
「がんゲノム医療」とは何か
ゲノムデータの蓄積が医療を進歩させる)
「倫理的問題」って何だろう(正しい事実のうえに、正しい判断が下せる
〈遺伝要因〉と〈環境要因〉のふたつでがんになる
〈知る権利〉と〈知らないでいる権利〉
遺伝情報が差別につながるとき
私たちのゲノムデータが医療を発展させる
匿名化のジレンマ)
ワークショップ(質疑応答
アンケートとグループセッション)
トークセッションを終えて