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書誌情報

インターナショナル新書

デジタル時代の恐竜学

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著者

著者:河部 壮一郎

あらすじ・概要

新発見が続出中!
CT、MRI、フォトグラメトリ、3Dプリント…デジタルの力で、化石に残された謎を読み解く!
この20年間で恐竜学の研究は、デジタル機器の活用により大きく様変わりした。そのトップランナーである福井県立恐竜博物館研究員・河部壮一郎は、どのような研究の日々を送っているのか。若き研究者の奮闘と成長、そして恐竜研究の最前線をご紹介。

●岩石に埋まって見えない化石を透視?
●ティラノサウルスが実は繊細?
●ペンギンモドキが「モドキ」じゃない?
●3Dプリンターで全身骨格標本をつくる
●新種フクイベナートルは鼻が利く?…など

【目次より抜粋】
第1章 奇妙な新種恐竜「フクイベナートル」との邂逅
福井県で見つかった新種/CTスキャンとの出会い/鳥類の研究から恐竜の道へ/三次元データ作成へ/新種の恐竜「フクイベナートル」の誕生
第2章 コロナ禍と「フクイベナートル」のその後
「分岐図」のどこに入るのか/全身CTスキャン/膨大なCT画像を手作業で/鼻が利く俊敏な恐竜
第3章 「ネオベナートル」のデジタルデータ作成奮闘記
恐竜化石を借りる/秘策はデジタルデータからのレプリカ作製/フォトグラメトリ/どこかの骨が外されていた
第4章 生ける恐竜「ニワトリ」の脳の成長を観察する
鳥は恐竜!?/生きたままで脳を調べるには?/MRIとは/ヒナを育てながら実験/恐竜の脳の成長も見えてくる
第5章 原始的な鳥類「フクイプテリクス」
岩石から取り出せない化石/数万枚の画像から骨を取り出す/新種絶滅鳥類の発見/デジタルデータで展示も変わる
第6章 恐竜の「失われたクチバシ」を作り出す
この世に存在しない生物の形?/理論形態で思考を巡らす/残らなかった軟組織をシミュレーション/恐竜のクチバシの大きさ
第7章 「ペンギンモドキ」はペンギンか? 
化石動物ペンギンモドキ/ペンギンモドキの脳が見たい/結果は満足、でも数値化するのが面倒くさい/後日譚――藍島へ
第8章 繊細な暴君「ティラノサウルス」
ティラノサウルスは特異な恐竜/下顎の中にある神経を見たい/CTスキャンはつらい/下顎の中に張り巡らされた神経/ティラノサウルスの繊細な顎先
第9章 絶滅した奇獣「パレオパラドキシア」をデジタル復元
瑞浪市は化石の宝庫/新パレオパラドキシア標本/内部構造を見る/全身骨格をデジタルで復元

【著者略歴】
河部壮一郎(かわべ・そういちろう)
古生物学者。福井県立大学恐竜学研究所准教授。福井県立恐竜博物館研究員。1985年、愛媛県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専門は脊椎動物の比較形態学。特に、鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳形態について。