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書誌情報

インターナショナル新書

シャーロック・ホームズのすべて

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あらすじ・概要

「伝説」の真実、世界に広がる影響など、
登場から100年以上を経た現在も常にアップデートされ続ける
ホームズのトリビアを網羅。

 19世紀後半に登場して以来、探偵の代名詞として常に最高の人気を保ち続けるシャーロック・ホームズ。60を数える作品とホームズというキャラクターについて多角的に紹介。フィクションの世界の人物であるにもかかわらず、実在の人物を超えて世界中の人々を現在も魅了し続ける探偵ホームズとその背後にあるミステリーにせまる。
 映画やテレビで知った初心者から、ホームズ・マニアまでもっていたい1冊。

〈目次より抜粋〉
1 シャーロック・ホームズ事始め――誰もホームズから逃れることはできない/なぜ、ホームズは特別なのか?
2 ホームズ愛好家の奇妙な生態
3 シャーロック・ホームズとは何者か?――作者コナン・ドイルの肖像/ホームズにはモデルがいた/記録係――ジョン・ワトスン/コカイン接種の悪癖、運命の女性アイリーン・アドラー/宿敵モリアーティとのたたかい/ホームズはまだ生きている
4 ホームズを描く――ホームズのイメージをつくり上げた男――シドニー・パジット
5 ホームズの謎にせまる――ホームズはコカイン依存症だったのか?/ホームズは「女嫌い」だったのか?/ホームズとワトスンはゲイ関係だった?/ワトスンが負傷したのは肩? それとも脚?/ワトスンは何回結婚した?
6 ベイカー街を探せ!――221Bとはどこなのか?/映画、テレビ、舞台での221B
7 ホームズ名所のめぐり方
8 ホームズ像と銘板
9 コレクターという宿命――コナン・ドイルに呪われた(⁉)コレクター
10 グランド・ゲーム――「ホームズたちは本当に生きている」と信じるゲームとは?/原作者ドイルはないがしろにされている?
11 シャーロック・ホームズの愛好団体
12 舞台上のホームズ
13 スクリーン上のホームズ
14 テレビに登場したホームズ――史上最高のホームズ――ジェレミー・ブレット登場/21世紀に登場した決定版『SHERLOCK/シャーロック』
15 音で聴くホームズ
16 ホームズと音楽
17 パスティーシュ、パロディ作品の愉しみ

【著者略歴】
ロジャー・ジョンスン&ジーン・アプトン
ロンドン・シャーロック・ホームズ協会(SHSL)のメンバー。ホームズ関連の出版物の編集、執筆を続けている。
日暮雅通(ひぐらし まさみち)
翻訳家。1954年、千葉県生まれ。青山学院大学理工学部卒。翻訳エージェントに勤務したのち、フリーに。『新訳シャーロック・ホームズ全集』(光文社文庫)など多数の翻訳・監修書がある。