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対談/講演

きずなと思いやりが日本をダメにする最新進化学が解き明かす「心と社会」

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著者

著者:長谷川 眞理子著者:山岸 俊男

あらすじ・概要

お説教じゃなんにも変わらない。
できないことは、できない。
そこから考えの筋道を立てること。
──糸井重里

すべての政治が失敗する理由は<進化>にあった! ?──糸井重里氏も絶賛。知的スリルに満ちた対談書
「美しい日本」「女性活躍」など空疎な言葉が並ぶ昨今の日本政治、はたしてこれでいいのか! ?
何ごとも「心がけ」や「思いやり」が第一とされる昨今の風潮はこれで大丈夫なのか! ?

誰もがモヤモヤと思っていることに、社会心理学者である山岸センセイと、進化学者の長谷川センセイが、最新の脳科学、進化学、社会学、心理学を駆使して切り込む痛快対談。

最初から最後まで<目から鱗>の連続となることを保証します!

本書の目次より
第一章 「心がけ」「お説教」では社会は変わらない
第二章 サバンナが産み出した「心」
第三章 「協力する脳」の秘密
第四章 「空気」と「いじめ」を研究する
第五章 なぜヒトは差別するのか
第六章 日本人は変われるのか
第七章 きずなと思いやりが日本をダメにする

著者略歴
【山岸俊男】1948年生まれ。愛知県名古屋市生まれの社会心理学者。北海道大学教授、東京大学特任教授を経て、一橋大学特任教授。文化功労者。2005年10月より日本学術会議会員。

【長谷川眞理子】1952年生まれ。東京都出身の人類学者。総合研究大学院大学教授、放送大学客員教授、国家公安委員会委員。専門は行動生態学。同じく行動生態学者の長谷川寿一(東京大学教授)は夫であり、夫婦による共著も多い。