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不識塾が選んだ「資本主義以後」を生きるための教養書

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著者

編:中谷 巌

あらすじ・概要

受講料525万円のエリート養成講座とは?
なぜ日本の一流企業はこぞって、中谷巌が主宰する「不識塾」に幹部候補生を送り込むのか? 知られざる「エリート養成学校」のカリキュラムの一端がついに明かされる!

<まえがきより>

おそらく読者のほとんどは「『不識塾』って何だ、そんな名前、聞いたこともない」と言われることだろう。

それもそのはず、我が「不識塾」は毎年の塾生(受講生)が三十数名しかいない、きわめて小さな私塾にすぎない。いや、日本一小さな私塾と言っても間違いではないだろう。
しかし私は、この小さな「私塾」がやがては日本の産業界を変える本物のリーダーを輩出するようになると秘かに期待もし、またそれを実現するには何が必要なのかを日夜、模索 しているところである。


<本書のもくじ>

I.「ポスト資本主義」時代を歴史から考える──中谷巌
與那覇潤『中国化する日本』をめぐって

II. グローバル人材のための「民主主義原論」──岐部一誠
小室直樹『日本人のための憲法原論』『日本人のためのイスラム原論』/佐藤優『国家の民』/長谷川三千子『民主主義とは何なのか』/ライシュ『暴走する資本主義』/佐伯啓思『自由と民主主義をもうやめる』/河合隼雄『中空構造日本の深層』ほか

III.比較文明史から考える「日本の未来」──吹野博志
伊東俊太郎『文明と自然』/安田喜憲『蛇と十字架』/梅棹忠夫『文明の生態史観』ほか

IV. 不識塾で学んだ保守主義の意味──瀧澤弘和
松本健一『畏るべき昭和天皇』/佐藤優『日本国家の神髄』

V.西田哲学とスティーブ・ジョブズ──小川尚登
野中郁次郎ほか『流れを経営する』/西田幾多郎『善の研究』

VI. 異文化を知るにはまず宗教から──乾文子
中川健一『日本人に贈る聖書ものがたり』/八木荘司『古代からの伝言』

VII. 「日本人らしさ」の逆説──中村真理
長谷川三千子『からごころ』『日本語の哲学へ』/丸山眞男『日本の思想』/萱野稔人『国家とは何か』