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世界はすでに破綻しているのか?
著者
あらすじ・概要
国家が財政破綻すると、そこに住む人はどうなるのか?
ソヴィエト連邦、ロシア、タイ、韓国、アルゼンチン、
スペイン、ギリシャ、キプロス、アメリカ・デトロイト……
高城剛が、世界の財政破綻した国々に赴き、
ハイパーインフレはじめ、過酷な経済状況を
サバイバルしようとする人々に直接話を聞き、
自らの目で確かめ、肌で感じた厳しい現実を
つづったルポルタージュ。
破綻した国の人々から、いざ、というときに
生き延びるためのヒントを学びます。
【「はじめに」より】
国家は破綻する。
もしくは、それに近い状態に陥り、
社会が大きく揺らぐ。
それは誰もが知る国で
確実に起こることなのである。
***
そのとき、人や街はどうなるのだろうか?
***
本書は、過去25年間にわたって、
僕がこの目で見てきたことを書き記した本である。
【担当編集者より】
世界の経済が、密接につながりあう現代において、
国家財政破綻は、もう「対岸の火事」ではありません。
いざ、それが降りかかってきたとき、はたして自分は
冷静に対処することができるのか、はなはだ不安です。
高城剛さんは、経済学者でも、政治学者でもありません。
しかし、時代の変化を何度もいち早くキャッチしてきた、
彼の鋭い感性は、国家財政破綻した国で生き抜く人々を
最新作のテーマに選んだのです。
国家財政破綻からサバイバルするには
何が大切で、何が必要になるのか。
高城さんの読みごたえあるリアルなルポから
ぜひ、生き延びるヒントをつかんでください。
【著者プロフィール】
高城 剛(たかしろ つよし)
●1964年、東京都葛飾区柴又生まれ。
●日大芸術学部在学中に「東京国際ビデオビエンナーレ」でグランプリ受賞後、
メディアを超えて横断的に活動。自身も数多くのメディアに登場し、NIKE、NTT、
パナソニック、プレイステーション、ヴァージン・アトランティックなどの広告に出演。
●総務省情報通信審議会専門委員など公職歴任。
●2008年より、拠点を欧州へ移し活動。
●現在、コミュニケーション戦略と次世代テクノロジーを専門に、創造産業全般にわたって活躍。
●著書に『ヤバいぜっ! デジタル日本』(集英社新書)、『「ひきこもり国家」 日本』(宝島社新書)、『オーガニック革命』(集英社新書)、『私の名前は高城剛。住所不定、職業不明。』(マガジンハウス)、『グレーな本』(講談社) などがある。
