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書誌情報

小説/戯曲

いつかの朔日

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著者

著者:村木 嵐

あらすじ・概要

竹千代は今に天下を掌中に入れおるぞ――。

室町幕府の権威が低下し、各地で戦乱が巻き起こっていた戦国時代。
松平家が城を構える三河、周辺国である尾張、遠江、美濃らが絡む東海一円の覇権争いは熾烈を極めていた。
そんな争いのなかで、織田氏ついで今川氏に質物として囚われていた松平家の竹千代――後の徳川家康。
数奇な運命を辿った幼少期から天下人になるまで。
様々な視点で戦国一の武将を描く連作短編集。
直木賞候補作『まいまいつぶろ』の著者が、天下統一を果たした男を鮮やかに浮かび上がらせる十の物語。

【著者略歴】
村木嵐 (むらき・らん)
1967年、京都府生まれ。京都大学法学部卒業。会社勤務を経て、95年より司馬遼太郎家の家事手伝いとなり、後に司馬夫人である福田みどり氏の個人秘書を務める。2010年『マルガリータ』で第17回松本清張賞受賞、23年『まいまいつぶろ』が第12回日本歴史時代作家協会賞作品賞、第13回本屋が選ぶ時代小説大賞を受賞し、第170回直木賞候補作品となった。他の著書に『阿茶』『まいまいつぶろ 御庭番耳目抄』『またうど』など。