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書誌情報

小説/戯曲

ずっとそこにいるつもり?

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著者

著者:古矢永 塔子

あらすじ・概要

念願だった映画の宣伝会社に転職した弥生。そんななか、夫から切り出された「ある提案」を受け入れられず、忙しさにかまけ、決断を先延ばしにしていた。だが、その日は確実に迫っていて……(「あなたのママじゃない」)。優良メーカーに内定が決まった大学生の健生。サークルで知り合った友達以上恋人未満の彼女から同棲を仄めかされるが、うやむやにしていた。そんなある日、アパートに帰宅すると、かつて池袋で共に暮らした美空が現れ……(「BE MY BABY」)。初対面なのに物怖じせず、屈託のない転校生の美月を前に、副担任の杏子の心はざわめいた。懸念されることの一つは、クラスの中心的人物で問題児でもある莉愛が虐めの標的にすることだったが……(「まだあの場所にいる」)。ほか全5話。閉塞的な現実を背負う人たちの、さまざまな葛藤の中で現れた「気づき」とは……。

【著者略歴】
古矢永塔子(こやなが・とうこ)
1982年青森県生まれ。弘前大学人文学部卒業。高知市在住。小説投稿サイト「エブリスタ」にて執筆活動を行い、「恋に生死は問いません。」を改稿・改題した『あの日から君と、クラゲの骨を探している。』でデビュー。2019年「七度洗えば、こいの味」で第1回日本おいしい小説大賞を受賞し、『七度笑えば、恋の味』と改題し刊行。他の著書に『今夜、ぬか漬けスナックで』がある。