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書誌情報

集英社文庫(日本)

雌鶏

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著者

著者:楡 周平

あらすじ・概要

「豚は太らせて食え」
戦後、好景気に沸く日本の政財界を裏で操る女性占い師がいた。
すべてはあの男への復讐のため――。

経済小説の旗手が紡ぐ戦慄のサスペンス

昭和二十九年。
赤坂にある東京最大級のナイトクラブ「ニュー・サボイ」でホステスとして働きだした貴美子は、ただならぬ雰囲気をまとう男・鬼頭清次郎と出会う。
先生、と呼ばれる彼に「いつか占い師として生計を立てたい」と告げた貴美子は後日、大邸宅に招かれ――。
戦後、高度経済成長に向かう日本の政財界の裏側で、ひとりの女性が“ある恨み”を抱えてのし上がっていく姿を描く圧巻の復讐劇。