サムネイル1
サムネイル2
サムネイル3
サムネイル4
サムネイル5
サムネイル6

書誌情報

集英社文庫(日本)

雪と心臓

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

試し読み

著者

著者:生馬 直樹

あらすじ・概要

「近年、もっとも魅力的なヒロインである。」北上次郎氏(日刊ゲンダイ2020年5月1日)
善でも悪でもない、白でも黒でもない。そんな姉が、ぼくは大嫌いだった──。正反対の双子の姉弟を襲う、予想外の運命と究極の決断。

クリスマスの夜に起きた不慮の火災。炎の中に取り残された少女は通りすがりの男に助け出されるが、そのまま連れ去られてしまう。なぜ男は英雄から一転、誘拐犯になったのか。そこにはある男女の双子を巡る二十余年の物語──破天荒で勝気な姉と、彼女に反発心を抱く平凡な弟の、かけがえのない青春の日々があった。事件の真相に秘められた温もりと寂しさに、あなたはきっと焦がれ、涙する。