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書誌情報

集英社文庫(日本)

万波を翔る

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著者

著者:木内 昇

あらすじ・概要

護れ、この国の未来を!
開国で大パニックの日本。前例のない外交に江戸っ子の若者が挑む!
日本の外交の幕開けを描く長編。

「この国の岐路を、異国に委ねちゃあならねぇ」黒船来航によって鎖国から開国へと急展開した幕末。江戸に呼び戻された若者・田辺太一は、幕府が新設した外国局での書物方出役を命ぜられる。前例のないお役目に四苦八苦。攘夷を叫ぶ世間からは非難され、上役の水野忠徳は気難しい。そんな中でも鼻っ柱の強い彼は、強腰の異人たちと渡り合ってゆく──。史実を背景に日本外交の幕開けを描く長編。