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書誌情報

集英社文庫(日本)

言の葉は、残りて

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著者

著者:佐藤 雫

あらすじ・概要

大河ドラマで話題! 鎌倉時代を舞台に描く、心揺さぶられる歴史恋愛小説。
武の力ではなく、言の葉で世を治めたい──。悲劇の三代将軍・源実朝の葛藤と信念、そして夫婦の愛。

鎌倉幕府の若き三代将軍・源実朝のもとに、都から公家の姫・信子が嫁いでくる。自分のために鎌倉へ来てくれた妻を生涯大切にしよう、と実朝は心に誓う。やがて、信子の導きで和歌の魅力を知り、武の力ではなく言の葉の力で世を治めたいと願うようになるが──。御家人たちの陰謀が渦巻く鎌倉を舞台に、運命に翻弄された二人の切実な愛を描く歴史恋愛小説。第32回小説すばる新人賞受賞作。