書誌情報
JUMP jBOOKS
百万光年のちょっと先
著者
あらすじ・概要
古橋秀之×矢吹健太朗のタッグで贈る「すこしふしぎ」な物語集。
あなたが眠りにつくまでに「彼女」が聞かせてくれるのは、たった5分間であなたを虜にする、「すこしふしぎ」な驚き、恐怖、感動のストーリー。古橋秀之が紡ぐ珠玉の物語を、矢吹健太朗の美麗絵が彩る、驚異のショートショート集。
第2回電撃ゲーム小説大賞受賞作から始まる『ブラックロッド』三部作や、表題作がドラマ化もされた『ある日、爆弾がおちてきて』を始め、数々の話題作を世に送り出し、現在では『僕のヒーローアカデミア』のスピンオフコミック『ヴィジランテ―僕のヒーローアカデミアILLEGALS-』の脚本も担当する実力派作家・古橋秀之。その9年ぶりとなる待望のオリジナル新刊。
本作品『百万光年のちょっと先』は2005年から2011年まで、足掛け7年に渡って、雑誌『SFJapan』に連載されてきたショートショート連作。『SFJapan』の休刊後、長い間「知る人ぞ知る」伝説の作品となっていたこのシリーズが、2018年、新作ショートショート1本とエピローグを追加して、遂に単行本化となった。
イラストは、『To LOVEる-とらぶる-ダークネス』などでお馴染み、アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のコミカライズも担当する大人気漫画家・矢吹健太朗。カバーイラストの他、メカや異星生物、そしてキュートなヒロインたちの本文イラストを8点描き下ろし。
この物語をあなたに語ってくれるのは、機械仕掛けの美しい女性。「百万光年のちょっと先、今よりほんの三秒むかし――」
そんな言葉で語り始められるのは、ラブレターを書くロボット、求婚者たちの首を刎ねる姫君、生まれる前に戦争に出される赤ん坊兵士――短く意外な結末の、不思議な未来のおとぎ話、全48話。5分で読める短い物語を満載。学生の方には朝の読書などにもおすすめ。
