書誌情報
集英社オレンジ文庫
海と初恋と、ガラスのような君の記憶
著者
あらすじ・概要
【ラストシーンに涙…!】
北海道・小樽のミニシアター。青くて切なくて、忘れられない夏の思い出。
――大事な人がいるって、きっと弱くなることだから。
小樽で暮らす高2女子の映(はゆる)は、訳あって四姉妹で実家のミニシアターを営んでいる。
そんな初夏のある日、シアターを手伝う映が出会ったのは、いつも同じ作品を観にくる不思議な青年・海里だった。
映画好きの共通点がきっかけで親しくなり、蒸気時計や青の洞窟などの名所を一緒にめぐる二人。しかし実は海里には、本人さえ知らない衝撃の秘密があって……。
ガラスペンのように青くて脆い、透明な恋の物語。





