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書誌情報

集英社オレンジ文庫

亡き王女のオペラシオン 1

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著者

著者:ゆきた 志旗装画:六七質

あらすじ・概要

知られざる、マリー・アントワネットのもう1人の娘の物語…!

18世紀末、フランス。
乳飲み子を抱いた王妃マリー・アントワネットに女占い師はこう告げる。
「その御子をお育てになってはなりません」と。そしてこうも言う。
「王家は破滅する。陛下の御子で生き残るのはお一人だけ」と…!

出自を隠し、タンプル塔の「暖炉係」として育ったソフィーは、
塔に住む「高貴なご家族」に可愛いがられていた。
大好きな5人のため、ソフィーは歌った。皆ソフィーの歌にうっとりして聴き入り、
奥さまなどは「とても上手よ、可愛いボーシャン」と言って微笑んでくれる。
しかしある時から、ご家族が一人ずつ消えていき……!?
残酷な運命から、ソフィーはいかにして市井に逃れ、生き延びたか?
そして、いかにして民衆を熱狂させる存在になったか……?
フランス革命に翻弄された少女の、知られざる一代記の始まり――!!