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書誌情報

集英社オレンジ文庫

冥府の花嫁 2地獄の沙汰も嫁次第

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著者

著者:高山 ちあき装画:

あらすじ・概要

「俺の妃になれ」――異能の娘を待ち受ける運命は…!?
閻魔王を頂点に、地獄の判官である十王たちが支配する冥途十州。
角や霊力を持たず、脆弱ゆえに差別されるツノナシながら、壊れたものを元に戻す不思議な力――廻帰の力を持つ翠は、ひょんなことから冥官の天鴦 (実は閻魔王) に出会う。
消息不明の弟・瑞月を捜すべく、天鴦にもらった『閻魔庁入庁許可証』を手に冥都へ向かうと、それはなんと閻魔王の花嫁候補に渡される特別な札だと判明!
翠は閻魔王の花嫁候補という名目で王宮の下女として働くことに。
そんな中、冥府を害する目的の爆破事件に巻き込まれた翠は、隠し続けてきた廻帰の力を使って危機を救う。
結果、翠の力を巡って不穏な動きが!?
そして、翠は別人に成り代わって冥官勤めをしている瑞月と再会を果たすが、彼の様子はどこかおかしく…?