サムネイル1
サムネイル2
サムネイル3
サムネイル4
サムネイル5
サムネイル6

書誌情報

集英社オレンジ文庫

十番様の縁結び神在花嫁綺譚

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

著者

著者:東堂 燦装画:白谷 ゆう

あらすじ・概要

はるか昔――国生みの時に生まれた神々を始祖とし、未だ所有する一族を、この国では「神在(かみあり)」と呼ぶ。

織物の街、花絲では街一番の機織り上手を、領主の花嫁とする――
そんな噂が真しやかに囁かれていた。

幽閉され、一途に機織だけをして生きてきた少女はある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る十番目の神を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒(まお)と名付けられる。
「迎えに来ました――僕と結婚してくださいますか?」
虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織にそして終也に向き合ううちに彼の引き受ける、ある運命を知ることとなり……?