書誌情報
集英社オレンジ文庫
千早あやかし派遣會社仏の顔も三度まで
著者
あらすじ・概要
貧乏女子大生の由莉は、相変わらず妖怪派遣會-でのアルバイトに精を出していた。
ある日、売れない小説家・櫻居佳宵の助手の仕事に、座敷女が応募してきた。
白菊と名乗るその美女は、かねてより櫻居の小説の大ファンだという。
白菊は元座敷童だが、そのことは櫻居に伝えずにいてほしいと千早に頼む。
自分は家を栄えさせる力をすでに失っており、櫻居にいらぬ期待を持たせてはいけないからと――。
だが、白菊の採用直後から、櫻居の小説の映像化と、大重版が決まり……!?
一方、吉祥寺の街では、妖怪たちの連続失踪事件が起きていて……!?
有能だがちょっと変な千早社長と、由莉の関係にもついに変化が!?
「人もあやかしも適材適所」、吉祥寺が舞台のほっこりあやかしドラマ、シリーズ第3巻!
