書誌情報

集英社文庫(日本)

私の犬まで愛してほしい

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著者

著者:佐藤 正午

あらすじ・概要

夕ぐれのベランダで、港に沈む陽を眺めながら、缶ビールをあけて考える――。最初の小説を書きあげる決心をさせたスクリーンの女のこと。野球に明けくれた少年時代。諫早、佐世保、札幌と移り住んだ町のこと。息子の縁談に熱心な母のこと。「永遠の1/2」で鮮烈にデビューした新進作家の誕生から今までの全軌跡。乾いたユーモアとアンニュイな優雅さが魅力のオリジナル・ファースト・エッセイ。