書誌情報

集英社新書

ナショナリズムの克服

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著者

著者:姜 尚中著者:森巣 博

あらすじ・概要

上野千鶴子氏、絶賛!「治ってしまえばあれはビョーキだったとわかる、爽快なナショナリズム論」
在日の立場から、長年、「日本」について鋭い批判と分析をつづけてきた姜尚中と、オーストラリア在住の国際的博奕打ちで作家の森巣博という、異色の対談が実現しました。テーマは、一九九〇年代以降、日本に吹き荒れている、ナショナリズムの嵐です。第一部で、日本型ナショナリズムの歴史を通観。第二部で、グローバル化によって変質する国民国家像と、国境なき後の世界の未来について、刺激的な意見交換を繰り広げます。国家とは何か、民族とは何か、故郷とは何か。本書は、ナショナリズムを理解し、何者をも抑圧しない生き方を模索するための入門書です。

[著者情報]
姜 尚中
一九五〇年生まれ。東京大学社会情報研究所教授。専攻は政治学・政治思想史。著書に『オリエンタリズムの彼方へ』『ナショナリズム』ほか。

森巣 博
一九四八年生まれ。オーストラリア在住の国際的博奕打ちにして、ジャンル横断的な異色の作家。著書に『無境界の人』『無境界家族』『越境者たち』ほか。