受賞作『闇夜の底で踊れ』増島拓哉(若利恒一改め)

【梗概】

 35歳、無職、パチンコ依存症の伊達雅樹。ある日、大勝ちした勢いで訪れた大阪・梅田のソープランドで、たまたま出勤していた詩織に恋心を抱き、入れ込むようになる。
  やがて所持金が底をついた伊達は身分を偽って闇金業者から融資を受け、それを踏み倒すようになるが、ほどなくして素性を突き止められ襲撃を受ける。窮地に陥った伊達の前に現われたのが、日本有数の巨大暴力団である田宮組傘下の関川組若頭・山本だった。実は伊達もかつては関川組の組員で、山本とは兄弟分の関係にあった。
その後、山本との奇妙な共生関係を続けながら、詩織に一層のめり込んでいく伊達。一方、関川組の組長引退をきっかけにした内紛が暴力団抗争へと発展し、関川組周辺は混沌とした状況を呈していく。
 伊達の秘められた過去とは? そして山本が伊達の前に現れた本当の理由とは? それらが明らかになるとき、すべてをくつがえす暴力が発動する──。


【著者プロフィール】

・本 名
・生 年
・現住所
・出身地
・学 歴

増島拓哉(ますじま・たくや)
1999年
大阪府
大阪府
関西学院大学法学部在学中