研修・その他

《研修制度》

新人社員研修
社会人・出版人としての基礎を身につけます

入社後、4月・5月と約2か月かけて行なう「新入社員研修」は、社内各部署の仕事紹介やグループワーク、ビジネスマナー、著作権などの講習のほか、印刷会社をはじめとする取引先企業の見学など多彩なプログラムを組んでいます。

なかでも出版社ならではと言えるのが「書店研修」。書店さんのご協力を仰ぎ、新入社員が約2週間、書店員さんにまじって店頭やバックヤードで仕事をさせてもらいながら、本が読者に届く最前線を肌で感じます。

また例年、豪華なゲスト講師をお招きし「出版人としての心構え」についてお話を伺う機会も設けています。2018年は作家の中村文則さん、マンガ家の稲垣理一郎さん、あおきてつおさん、タレントの髙橋ひかるさん、小倉優香さんなどにお越しいただきました。

研修の終盤には新入社員と人事部全員で1泊2日の合宿に行き、恒例の「採用ホームページ企画案のプレゼン大会」や「スポーツ研修」を通じて、同期の結束を強めます。入社当初はどこかぎこちなかった新入社員も、この合宿から帰るころには何でも話せる大切な仲間になり、各部署に配属後も、公私ともに刺激しあうよい関係がつくられているようです。

2か月の研修が終わると、いよいよ新入社員は各部署に仮配属です。現場の教習担当社員を中心に実際の仕事を教わり、10月の本採用を迎えることになります。

採用HP企画案のプレゼン大会。新入社員と人事部員の投票で2020年度の採用HP案が決まりました。
合宿ではソフトボール、バレーボール、卓球などを楽しみながら、心地よい汗を流して同期の結束を深めました。
その他の研修・諸制度
幅広いプログラムで業務をサポート

集英社では入社3年、5年、10年などの節目や、管理職(副課長・副編集長)昇任時の研修のほか、全社員を対象に様々な学びの場をもうけています。最新の出版ビジネスの動向から、景表法などの専門知識、コンプライアンスの啓蒙はもちろん、社員が安心して働ける環境の整備のため、メンタルヘルス研修やハラスメントセミナーなどを定期的に行なっています。また、英会話学校の受講料補助などの制度もあり、学びたい意欲を持つ人をサポートしています。

【おもな研修・セミナー実施例】
メンター研修
景品表示法セミナー
デジタルコンテンツセミナー(VR体験など)
コンプライアンスセミナー
人権セミナー
メンタルヘルス研修
ハラスメントセミナー
海外業務研修 他

《社内サークル》

若手・ベテランともに汗を流して

集英社には野球、バスケットボール、サッカー、テニス、卓球などのスポーツ系サークルのほか、囲碁部や将棋部、釣り部など様々なクラブ活動があり、多くの社員が参加しています。近年は編集・営業といった部署の垣根を越えて、社内横断的に進めていく業務が増えています。そんななか、サークル活動を通して、部署や年代を超えて気軽に交流することで、社内の人脈が広がるのはもちろん、新しい仕事のアイデアが生まれたりすることも!? そして、練習で心地よい汗を流したあとは、みんなでビールで乾杯! いい仕事をするためには、オフタイムを充実させることも大切なんです。

《未来への取り組み》

キッザニア
こどもたちの輝く笑顔をつくる!

こどもたちがいろいろな仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みを学ぶことができる人気の「キッザニア東京」「キッザニア甲子園」。集英社はそのオフィシャルスポンサーとして、「出版社」パビリオンを出展しています。体験してもらう職業は「マンガ家」。好きなマンガのセリフを考えて、黒ペンやスクリーントーンを使って原稿を仕上げます。自分の名前を入れて製本すれば、世界にたったひとつの作品が完成! 出来上がった作品はもちろん記念に持ち帰れます。

また、2018年8月には、キッザニア会員のこどもたちを社内に招待して、より本格的な職業体験に挑戦してもらう特別プログラム「ジュニア・マイスター with 集英社」も開催しました。りぼん編集部の協力のもと、プロのマンガ家さんによるペン入れ指導、編集部見学などを行ないましたが、こどもたちは真剣な表情で課題に取り組み、充実した時間を過ごしてくれたようです。こうした経験をきっかけに、いつか未来のマンガ家や編集者が生まれるかもしれないですね!?

『ONE PIECE』の原稿にペン入れします。
世界にひとつだけのマンガが完成!
社内で実施した「ジュニア・マイスター」の様子。ユニフォームにはマンガ家さんをイメージして、ベレー帽をかぶります。
スラムダンク奨学金
Bリーグ選手も輩出!

2018年で12回目となる「スラムダンク奨学金」。これは、『スラムダンク』著者の井上雄彦さんの「この作品をここまで愛してくれた読者とバスケットボールというスポーツに、何かの形で恩返しがしたい」という思いから始まった奨学金制度です。
奨学金でアメリカのプレップスクール(私立学校)へ留学し、バスケットボールと学業に研鑽を積んだ奨学生のなかには、現在、アメリカの大学チームや日本のプロチームなどで活躍をしている方もいます。様々な作品を通して、若い人たちの夢や希望を応援している集英社ならではの取り組みです。

協力:公益財団法人 日本バスケットボール協会
©Inoue Takehiko, I.T.Planning Inc./Shueisha Inc.
こどもみらい会議
社員発案でプロジェクトスタート!

「こどもたちが、雑誌・書籍・コミックスを通して想像力を育み、豊かな体験を得て、未来に羽ばたいて欲しい」そんな願いから、現場社員が社内公募プロジェクトに起案し、2016年にスタートしたのが“集英社こどもみらい会議”です。プロジェクトのメンバーはマンガや児童書など、部署の垣根を越えて集まった社員たち。“こども”に関するあらゆることの社内シンクタンクを目指し、こどもの実態調査、読者研究、社内セミナーを実施し、全社員に情報共有するなどの活動をしています。

「りぼん」「週刊少年ジャンプ」「みらい文庫」の各編集長が講演した社内セミナーでは、現代の小学生読者についての調査結果が報告されました。
読書推進活動
本との出会いを若い世代に

集英社では「本は文化を支える源」と考え、公益財団法人・一ツ橋文芸教育振興会を設立し、読書推進のための活動に力を入れています。とくに1966年より始まった「高校生のための文化講演会」では、作家、学者、マンガ家、詩人など様々なジャンルの方々を講師に、毎年、全国70~80の高校で講演会を開催し好評を博しています。また、1981年に創設の「全国高校生読書体験記コンクール」では、毎年10万点を超える多数の応募があります。みずみずしい感性を持つ10代の頃に出会った本や言葉は、その後の人生に大きな影響を与える力を持っています。集英社はこれからも、若い世代と本とをつなぐ活動を続けていきます。