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研修・各種制度・その他

Training

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新入社員研修

2か月間の研修を経て、各部署へ

2025年4月1日、集英社は新たに19名の新入社員を迎えました。

まずは、「集英社の業務について知る」ことを目的に、各部署の業務を網羅する研修で学びつつ、社外の方々にもご協力いただき、「書店研修」「物流倉庫・販売会社流通センター見学」「印刷会社見学」などを実施、充実した研修期間を過ごすことができました。

各部の研修ではスペシャル講師として、エッセイストの酒井順子さん、ジャーナリストの窪田新之助さん、サッカー解説者の佐藤寿人さん、モデルの大友花恋さんをお招きしました。担当編集者も交えた講話、インタビューなど、貴重な機会に新入社員は緊張した面持ちになりつつも、積極的に質問を重ねていました。

また、今年は恒例の「次年度採用ホームページ案のプレゼン大会」に向けてのチームビルディングとして、スポーツ研修や脱出ゲームにも挑戦、楽しみながらもチームの結束力を高めることができました。

メンバーと自由に意見やアイデアを出しながら話し合いを進めるなかで、互いを尊重し、刺激しあえる同期の絆が生まれていきます。

  • 準備運動も真剣に!このあと「モルック」や「ドッヂビー」をみんなで楽しみました。
  • 今年は『SAKAMOTO DAYS』のリアル脱出ゲームに参加。チームで協力しながら脱出を目指します。
  • 物流倉庫の見学。貴重な現場を見せていただくことで、出版流通への理解が一気に深まります。
  • 教習の集大成でもある「ホームページプレゼン大会」。各チーム、HP案はもちろん、プレゼンも趣向を凝らして競います。

その他の研修・諸制度

幅広いプログラムで業務をサポート

集英社では入社3年、5年、10年などの節目や、管理職(副課長・副編集長)昇任時の研修のほか、全社員を対象に様々な学びの場をもうけています。最新の出版ビジネスの動向から、景表法などの専門知識、コンプライアンスの啓蒙はもちろん、社員が安心して働ける環境の整備のため、メンタルヘルス研修やハラスメントセミナーなどを定期的に行なっています。また、英会話学校の受講料補助などの制度もあり、学びたい意欲を持つ人をサポートしています。

【おもな研修・セミナー実施例】

  • メンター研修
  • 景品表示法セミナー
  • セキュリティセミナー
  • コンプライアンスセミナー
  • 人権セミナー
  • メンタルヘルス研修
  • ハラスメントセミナー
  • 海外業務研修

社内サークル

“好き”でつながる社内横断コミュニティ

集英社には野球、バスケットボール、サッカー、テニス、卓球、ヨガなどのスポーツ系サークルのほか、囲碁部や将棋部、釣り部など様々なクラブ活動があり、多くの社員が参加しています。近年は編集・ビジネスといった部署の垣根を越えて、社内横断的に進めていく業務が増えています。そんななか、サークル活動を通して、部署や年代を超えて気軽に交流することは、社内の人脈を広げるだけでなく、新しい仕事のアイデアや予想外のコラボレーションを生むこともあるでしょう。いい仕事をするためには、オフタイムの充実も欠かせません。

  • 将棋部

未来への取り組み

スラムダンク奨学金

Bリーグ選手も輩出!

2007年にスタートした 「スラムダンク奨学金」 。 これは、『スラムダンク』著者の井上雄彦さんの「この作品をここまで愛してくれた読者とバスケットボールというスポーツに、何かの形で恩返しがしたい」という思いから始まった奨学金制度です。

奨学金でアメリカのプレップスクール(私立学校)へ留学し、バスケットボールと学業に研鑽を積んだ奨学生のなかには、現在、日本のプロチームで活躍をしている方もいます。様々な作品を通して、若い人たちの夢や希望を応援している集英社ならではの取り組みです。

  • スラムダンク奨学金 Webサイトのスクリーンショット
    協力:公益財団法人 日本バスケットボール協会 ©Inoue Takehiko, I.T.Planning Inc./Shueisha Inc.

こどもみらい会議

社員発案でプロジェクトスタート!

「こどもたちが、雑誌・書籍・コミックスを通して想像力を育み、豊かな体験を得て、未来に羽ばたいて欲しい」そんな願いから、現場社員が社内公募プロジェクトに起案し、2016年にスタートしたのが“集英社こどもみらい会議”です。プロジェクトのメンバーはマンガや児童書など、部署の垣根を越えて集まった社員たち。“こども”に関するあらゆることの社内シンクタンクを目指し、こどもの実態調査、読者研究、社内セミナーを実施し、全社員に情報共有するなどの活動をしています。

  • 社内向けセミナーとして、小学生の読書実態に関する調査報告会をオンラインで開催。「りぼん」「少年ジャンプ」「最強ジャンプ」「みらい文庫」の各編集長が登壇し、それぞれの読者の傾向について報告し、活発に意見を交換しました。
  • 社内で実施した、小学生の社員子弟を集めての遊び企画。マンガ家体験教室をはじめ、社員による読み聞かせ、マジックショーやゲーム遊びなどで盛り上がりました。

読書推進活動

本との出会いを若い世代に

集英社では「本は文化を支える源」と考え、 公益財団法人・一ツ橋文芸教育振興会 を設立し、読書推進のための活動に力を入れています。とくに1966年より始まった「高校生のための文化講演会」では、作家、学者、マンガ家、詩人など様々なジャンルの方々が、毎年、全国70~80の高校で講演会を開催し好評を博しています。また、1981年に創設の「全国高校生読書体験記コンクール」では、毎年10万編に迫る多数の応募があります。みずみずしい感性を持つ10代の頃に出会った本や言葉は、その後の人生に大きな影響を与える力を持っているでしょう。集英社はこれからも、若い世代と本とをつなぐ活動を続けていきます。