2016年入社。それはそれは厳格な全寮制の中高時代を経て、大学時代はバンドサークルでゴリゴリとハードコアをぶちかましていました。当時の好きなハードコアはマスコア。最近は激情系と、一周回ってメタルコアです。などといいつつ、いまはヒップホップしか聴いていません。週末は映画や絵画を鑑賞するという、それはそれは高尚な過ごし方をしています。
※メッセージは2020年11月時点の内容です。
私の仕事紹介
「週刊ヤングジャンプ」「MAQUIA」の宣伝担当をしています。過去には「ジャンプSQ.」、「週刊プレイボーイ」や「Myojo」を担当していたこともあります。宣伝部はひと言でいうと「目に入るきっかけをつくる」部署です。書店に飾られているポスターやPOPから、ビルに貼ってある巨大広告、毎年開催されている「ジャンプフェスタ」などのイベントに加え、WEB動画や企画まで、人の目に触れる手段・方法を考えてプロモーションをかけていくのが宣伝部の仕事です。
『ゴールデンカムイ』を例に出すと、登場キャラを老人化させたり、とある方に怪談として朗読していただいたり、セーターをつくってプレゼントしたりしました。
……と偉そうに言ったものの一人でできることには限界があるので、編集部や販売部と打合せをしながらターゲットや方向性を考えて、広告代理店やデザイナーなどに協力を仰いで企画を具体化していきます。押忍。

仕事の魅力
もちろん大変なこともありますが、「面白そう」と思ったものを形にできるというのはなかなかよいものです。予算や社内説明などをクリアすれば、小学生の頃そうめんをすすりながら観た「ライオンのごきげんよう」に出ていた方に怪談朗読をしていただける。そんな職場です。そして何よりも、それに世間が反応してくれて作品の売り上げにつなげられたときには、いつもより空が青く感じるのです。合掌。
出社&メールチェック
宣伝部の企画会議
デザイナーと書店用拡材について打合せ

書店で飾ってもらうためのポスターから、購入者に配布するノベルティまで拡材といってもさまざまです。おじさんだらけのカードをつくって配布したりもしました。本当です。
編集部へ向かい、新刊の宣伝企画について打合せ
コミックスの企画提案など 代理店と打合せ

代理店との打合せ。企画をよりよい形にブラッシュアップしていきます。微塵もブラッシュアップできていなさそうな表情をしていますね。助けてください。
拡材やムービーなど作成物のチェック
帰宅 飲みに行って次の日に後悔したりもします。
入社後、変化したところ
広告はもちろん、街中のいろんなものに目を向けるようになった気がします。そして仕事を言い訳にいろんなものにお金をつぎ込むようになりました。この映画から何かヒントが……、このマンガから最高のアイデアが……、この絵を見れば天啓が……、この服を着れば何かのチャンスが……、このウイスキーをソーダで割れば……、この餃子は酢胡椒で……。どこに何のアイデアが転がっているかわからないので、アンテナをなるべくいろんな方向に張るのです。しかしそのアンテナを増築するためにはお金がかかるのです。世知辛い世の中です。南無三。