
山口 葉音
メンズノンノ編集部


誰かの心を動かしたい
大学3年生の12月、サークルで舞台に立つ機会があり、お客さんに感動したという言葉をいただきました。そのとき、自分たちの作品で誰かが感動してくれたという事実に、むしろ心を動かされてしまって。物語をつくったり何かをデザインしたりすることは昔から好きだったので、狭き門だからと諦めていた出版社が頭に浮かび、挑戦したいと思ったのがきっかけです。写真は、炭治郎のように諦めない心が大事ということで!(笑)

私の就職活動
ここは苦労した

終わりの見えない作文対策
エントリーシート通過の知らせにホッとしたのもつかの間、数日後には筆記試験が。ネットで出版社の筆記試験対策を調べ、自分なりに準備はしていたものの……最大の関門は作文でした。日々面白いことを考えている(であろう)社員さんを飽きさせない文章とは……!? これには本当に苦労しました。
ここには自信があった

面接官だって人間
自信……強いていうなら、あまり物怖じしなかったかも知れません。もちろん面接ではかなり緊張しましたが、目の前にいる面接官だって血の通った人間なんだ! と言い聞かせて頑張っていました(笑)。そのおかげか、下手にとりつくろわず、ありのままの自分で面接に臨めたような気がします。
スタート地点に立った私
毎日新たな発見が!
いまは先輩方について、ひとつの企画が立ち上がってからページになるまでをひととおり経験しています。最初はわからないことだらけでしたが、何度か繰り返すうちに段々と理解が深まってきました! どんな初歩的な質問でも、先輩方は真摯に答えてくださいます。自分が読者層とは言い切れない雑誌なので、ページの向こうにいる読者が考えていること、求めていることは何なのか常に考える日々。経験豊富な先輩方の知見やアイデアをどんどん吸収したいのはもちろん、周りの男子にリサーチをかけて結果を共有したりと、新人として少しでも役に立てる方法を模索中です。

ある日のスケジュール
11:00
編集部全員でプラン会議。新人も意見を求められます。先輩方のプランは自分にはない視点ばかりで、とっても勉強になる!
14:00
次号で掲載するお店にひたすら電話をして、連絡先に間違いがないか確認。喉が枯れないようデスクに飴を常備しています(笑)。

17:00
11月号の投票企画でモデルさんにアンケート。充実した原稿を書くため、この服のどこがどんな風に好きなのか、詳しく聞き出します。

19:00
ケータリングのお弁当でエネルギー補給。今日はもうひと頑張りしてから帰宅です。
いつかなりたい自分
メンズファッションについて、ほとんど何も知らずに飛び込んだ編集部。配属当初はバックナンバーを読んでもわからない言葉だらけでした。けれど毎日が勉強とはこのことで、いまは少しずつ階段を上っているような感覚です。読者目線を大切に、彼らを引っ張れる編集者になるのが目標です。

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