
上原 世羅
明星編集部


作品を読む「誰か」のために
きっかけは『ジョジョの奇妙な冒険』の大ファンだったこと。人間とは、幸福とは、生きるとは何か……。『ジョジョ』は悩める高校生に哲学を与えてくれて、人生の羅針盤になりました。何度勇気をもらい、励まされたかわかりません。同時に、言葉の海は広く、表現の可能性は限りなく、作品の影響力は偉大であることを知りました。私にとっての『ジョジョ』のように、迷ったときは指針になり、悩んだときは味方になる、そんな作品をつくりたいと思い、出版社を志しました。

私の就職活動
ここは苦労した

就活のテッパンに答えられない!
サークルにもゼミにも所属せず、大学内に友人も少なく、バイト仲間もなし……と、とにかく集団行動と無縁。人生において、リーダーシップや統率能力を裏づける経験が全くなかった私は、就活における最頻出項目「集団内での役割」を語るすべがありませんでした。そのせいでエントリーすらあきらめた会社も……。
ここには自信があった

エピソードとして語れる「好き」
人と違う経験に自信がありました。子どもが好きなので保育園で非常勤保育士になったり、韓国語と日本語の言語学を専門的に学んで、韓国語で日本語講師をしたり、好きなことはとことん極めました。「好き」の熱量と、その結果得られた経験が「私らしさ」を語る武器になりました。
スタート地点に立った私
まっしろからつくる情熱の1ページ
「Myojo」には「まずは好きにやってみな!」という懐の深さがあり、担当になったページはゼロからまるまる任せてもらえます。現在は読者ページのリニューアルと新人タレントページに奮闘中! 11月号ではタレントさんへの出演依頼からスタッフの手配、スタジオの準備、写真選びに入稿まで、すべてに初挑戦しました。そうやって手さぐりでつくり上げたものが雑誌の1ページになったときは、えも言われぬ感動が! 責任は重大ですが、その分やりがいは最高です。また、先輩方についてジャニーズの各グループの撮影現場を見学させてもらったり、バックナンバーを読んだりしながら、胸キュンページがつくれるように日々勉強中です。

ある日のスケジュール
11:00
出勤。読者ページに使うイラストを確認。大好きなイラストレーターさんに似顔絵を描いてもらえて感激♪

14:00
昼食。同期と社内でお弁当を。せっかくランチスポットがたくさんある神保町にいるのに、コロナ禍のせいで、あまり外食ができていなくて悲しい。
15:30
TravisJapan取材のためスタジオへ。撮影地のブックカフェは、事前に入念なロケハン済み。
17:00
撮影スタート。和気あいあいと撮影が進む、いちばん楽しい時間!
20:30
取材終了。ロケバス車内で翌日撮影のためのお弁当を予約。じつは仕事のなかでお弁当のセレクトに一番力を入れている!?

21:00
帰社。使用した小道具や余った差し入れを片づけて退社。
いつかなりたい自分
私の教科書は、80年代の「明星」。迫力ある写真とバブリーな企画、読者を友だち気分にさせる文章は、ザ・昭和ながらも、濃厚な「明星イズム」を感じます。世界旅行や自宅ロケなど、実現困難な企画ばかりですが、逆にいまだからできることもあるはず。当時の記事の面白さを、令和の「Myojo」にどう落とし込むか、そこを追及していきたいです。

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