
海野 智博
ジャンプスクエア編集部


マンガについて語り合えた環境
中学・高校と6年間寮生活をしていたのですが、当時はマンガが一番の娯楽でした。雑誌やコミックスを友達と回し読みして、どのキャラ、どのシーンが好きかなどと、よく語り合っていた覚えがあります。いまの仕事に直結していますね。ちなみに編集者という仕事を知る機会になった『バクマン。』も、中学時代に友達から借りて読みはじめた作品でした。漠然とですが「マンガ編集者」という仕事に、憧れたキッカケだったように思います。

私の就職活動
ここは苦労した

他業界とは別世界の出版就活!
集英社に限らず出版就活にはいろいろと準備が必要です。普段読まないジャンルの雑誌を読んで研究したり、筆記試験の勉強をしたり……。それらの対策を、他業界の就活と並行して行なわなくてはならないことが、一番大変でした!
ここには自信があった

集英社の面接は楽しんで!
正直、自信なんて一切なかったのですが……(笑)。強いて言うのであれば、面接には少しだけ自信があったかもしれません。集英社の面接では何でも話を聞いてくれるという安心感があり、面接官を過度におそれずに楽しんで臨むことができたと思います。
スタート地点に立った私
駆け出し! 新人編集のお仕事
新人編集者の仕事として、記事ページの作成というものがあります。記事ページというのは「読者プレゼント」や「次号予告」などのことです。アオリ文句ひとつとっても、必死に頭をひねって考えています! また、新人作家さんの持ち込み対応も、編集部配属後すぐに始まりました。最近ではWebの投稿フォームからの持ち込みも多いですが、いずれにせよ新しい才能に出会えるかもしれないという期待を持ちながら、毎回楽しく臨んでいます!

ある日のスケジュール
10:00
出社後、電話にて新人作家さんと打合せ。ネームを読んで感想や改善点について意見を出します。
13:00
この日は読者プレゼントの撮影のためスタジオへ。賞品をどう撮ってもらうか、ラフを確認しながらカメラマンさんに伝えます。

15:00
新人作家さんの持ち込みに対応。マイナスな点だけでなく、良かった点についてきちんと伝えることを意識しています。
16:00
記事ページのラフ作成。アオリがボツになり、考え過ぎてドツボにはまることもしばしば……。

18:00
仕事を終え退社。帰りがてら、気になっていたマンガを購入。神保町は書店さんが多いので便利です!
いつかなりたい自分
たくさんのエンタメがあふれるなかで、一番の娯楽としてマンガが選ばれる時代ではないのかもしれません。それでも、人の心を衝き動かし続ける、マンガの可能性は無限大だと私は思っています。より多くの人に読まれるマンガを世に届ける編集者となることが、私の使命であり、夢です。

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