プロジェクトJOJO SHUEISHA ADVENTURE GUIDE BOOK

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シュプール 山崎 貴之

安心してください。ずっと女性誌編集をしていますが、いまだ勉強の毎日です。ジョジョ関連で各部署と協力して動く時も、社内同士なのに知らないことが頻出し、その度に新入社員のように恥ずかしい目に遭います。実際もう40歳を超えてます。安心してください。

もしも雑誌にスタンド能力があったなら

荒木飛呂彦×グッチのマンガはいわばスタンド的な不思議なパワーのある企画。これは集英社のモード誌『SPUR』以外、世界中のどの雑誌も真似できないものでした。“スタンド使いはひかれあう”のは定説ですが、多くのジョジョファンが『SPUR』に引き寄せられ、誌面からただならぬ凄みを感じたはずです。
2012年に制作したSPUR増刊別冊『JOJOmenon』は「スタンドのついた雑誌」がコンセプト。これは喩えではなく、前半の“荒木飛呂彦パート”では作品世界をストレートに語り、後半の“スタンドパート”は小説やアート、ファッションなど、ジョジョに絡めてカルチャー全般を扱う2部構成です。前後半で紙も変え、内容的にも物理的にも「本体とスタンドが並ぶ」ジョジョらしい雑誌を目指しました。
編集の仕事は最初にアイデアを考えて、それを形にすることですが、『JOJOmenon』は実際の誌面を作る苦労がほとんどなかった。なぜならご協力いただいたみなさんが全員ジョジョ好きだったから。取材依頼すると食い気味にOKが出る。お願いした作品も過剰なまでの力作ぞろい。さらに社内の各部署もジョジョの仕事となると妙にフットワークが軽くなる。これだけ多くの人々を意欲的に働かせる荒木先生こそ、本物のスタンド使いに違いないと睨んでいます。

思い出JOJOアルバム

思い出JOJOアルバム

『JOJOmenon』荒木飛呂彦&クリント・イーストウッド対談の夜、出張先で取材写真を受け取り、Mac上で承太郎の絵と並べてみた瞬間の画像。狙いどおりとはいえ、完全に同じポーズをとるふたりの姿に震えました。誌面にはこの状態のまま見開きページで掲載しました。

私の偏愛スタンド

スティッキィ・フィンガーズ

造形的な好みはスティッキィ・フィンガーズ。仕事上で思い出深いのは「岸辺露伴 グッチへ行く」に登場する、バッグに宿るスタンド。もし自分にもスタンドがあるなら、日常で不意に襲ってくる便意を無効化する能力が欲しい。

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