スタイリスト辻直子さんの『BAILA』人気連載を単行本化!

本やマンガが好き! な人だけではありません。音楽が好き、スポーツが好き、美容・旅行・買い物が好き……etc. いろんな「好き」を持った人が集まっているのが集英社。何かに対して“ミーハー”になれる気持ちが大事かなって思います!

表紙をはじめ、オールジャンルで担当

私のいるバイラ編集部では、ファッション、ビューティ、ライフや食といった数々のテーマ(特集や企画ともいいます)を編集部員で振り分けて担当します。私は毎号の表紙、ファッションページや、モノクロの読み物ページなど、多いときで1号につき15本程度のテーマを持ちます。表紙を担当して6年ほど経ちますが、撮影前はいつもドキドキしますね。表紙は各編集部員がしっかり作ったテーマを、読者の方に読んでもらうきっかけのひとつとなるので大切なのです。ファッション以外では脚本&演出家の長塚圭史さんの連載(恋愛相談モノ)も担当しています。また、雑誌だけでなくハピプラ(集英社の女性誌ポータルサイト)への投稿なども、私たち編集部員の大事な仕事のひとつです。

表紙撮影中のひとコマ。ヘア&メイクアップアーティストやスタイリストの向こうには、ある号のカバーモデルが。

イメージを具体的に伝える大切さを実感!

連載ページのカラーコピー。こうやって振り返ると4年間はあっという間のような、長かったような。

10月にスタイリスト辻直子さんの『「6割コンサバ」の作り方』という書籍が発売されました。『BAILA』誌面での人気連載を再構成し、私服撮りおろしなども収録した1冊です。連載第1回目から担当していたので、本になってうれしかったですね。
4年、つまり50回続いた連載の中から、どの写真を使うか、どう構成するか、どの文章を生かすか……ひとつひとつ取捨選択する作業が想像以上に大変でした。連載をそのままのせるのではなく、再構成だったため、原稿を書き直したり、また、新たに追加する内容もあったのでその準備をしたり。書籍デザイナーからデザインがあがってくると、それをさんにも何度もチェックしてもらって……。さんも私も、かなりこだわるタイプなので(笑)何度も何度も、何時間も相談して……。表紙に使う紙の種類や色を決めるのにもかなり迷いましたが、社内の資材部や制作部や販売部、印刷会社など各方面の方にいろいろと助けられました。
今回の仕事で痛感したのは「こうしたい」という思いを形にしていくためには、言葉できちんと説明すること、そしてそれを目で見えるように相手に提示することの大切さです。何年も雑誌の編集をしてきて、その作業を毎号やってはいましたが、今回の書籍化を通じて初めて仕事を一緒にする部署や相手も多く、ツーカーではいかない状況におかれて、そのことを再認識しました。たとえばあるページのデザインを変更してもらいたいときに、電話やメールで言葉で説明するだけではなく、自分でイメージ画を描いたり、似たイメージを探してきて資料を作って渡したり。
当たり前のようなことなのですが、きちんと伝えあって初めてイメージの「共有」ができ、そこからさらに新しいものが生まれていった……そんな感じです。

毎年新調するスケジュール帳は、もう10年以上イギリスのブランド、スマイソンのものと決めています。1年経つとボロボロになるこの1冊1冊が仕事の積み重ねの証!?

プロジェクト秘話 ここ一番!勝負の瞬間

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