『劇場版 るろうに剣心』大ヒット!!

女性マンガ誌、少年マンガ誌、芸能誌、女性ファッション誌と異動を重ねてきた私。その経験がひとつもムダにならないのが、集英社のいいところ。どんな才能でも待ってます!

各所と連携しながら監修やプロモーションを担当!

和月伸宏先生の原作を2012年に実写化した『劇場版 るろ
うに剣心』。その大ヒットをうけ、原作でも人気のエピソード
“京都編”を映像化したい!……という関係者の熱意のもとにつ
くりあげられたのが、2014年夏に2部作として公開された『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』になります。映画会社や芸能事務所などとともに製作委員会を立ち上げ、より良い映画を世に送り出せるよう議論を重ねる日々。その中で私は先生からお預かりしている大切な原作を活かすため、担当編集者とも連携しながら、脚本の監修や作品のプロモーションに携わることに。そのかいもあり、2部作あわせ興行収入95億円を突破する大ヒット作となりました!

映画館でみなさんが手にする多彩なグッズの監修も大きな仕事。数多くのご提案をいただきつつも、原作との齟齬(そご)が生じないよう、意見を交換しながらグッズを仕上げていきます。

まとまるのは大変…でも、まとまれば大きな力に!

集英社という“総合出版社”ならではのヒットの後押しのカギがあります。それ
は、自社で様々な読者層に向けての雑誌を多数出版していること。みなさんは雑誌で映画の試写会に応募したことがありますでしょうか? 集英社は「集英社連合試写」という、多岐の雑誌にわたった試写会をよく企画しています。その募集ページが各雑誌に載るだけで、途方もなく大きな“宣伝”になるのです。
今回は各誌編集長に協力をお願いし、『剣心』という作品と豪華な出演者の魅力もあり、じつに28誌が組んでの連合試写を開催できました。全国各地で行なわれた試写会は、近年まれに見る大盛況! ご来場くださった方の口コミもあり、さらなる大ヒットが約束された瞬間でした。
ですが、これだけでは終わりません。一方で、『剣心』関連書籍の編集部や販売部、宣伝部が集まって、頻繁に会議を行なっていました。所帯が大きいだけに、正直まとまるのは大変ですが、まとまれば大きな力になる! 情報を共有し、映画の公開にあわせ多種多様の出版物を発行&増刷し、さらに全国の書店さんも巻き込んでキャンペーンを展開……。多くの書店さんが『剣心』コーナーを店内につくってくださり、映画の予告編を流してくださるところまで!
様々な出版物を発行するとともに、それが店頭に並ぶことで宣伝にもなる。“総合出版社”だからこそできる「勝負」の仕方です。

もうひとつ、「ナツイチ」という文庫のキャンペーンに佐藤健さん演じる“剣心”を起用したのも関連部署の連携プレーの見せどころ。街中で看板を見た人も多いはず!

『るろうに剣心』以外にも、日々いろいろな作品の会議が
あって資料がたまる一方。クリアファイルに案件ごとに放り込んで手早く分類しています。時間があれば電子化して分類したい! 実践している先輩もいます。

プロジェクト秘話 ここ一番!勝負の瞬間

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