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社員紹介

ライツ事業部 ライツ事業部

S.T.

2017年入社。文学部の美学芸術学専修を卒業後、広告代理店に入社。デジタルプロデューサーと営業兼マーケティングプランナーを3年ずつ経験し、集英社に転職。入社以来、ライツ事業部に所属しています。
最近は、作品の勉強のために始めた競馬にドハマりしています。毎週末の重賞で手に汗を握りながら、人馬の繋がりや血統・歴史が生むドラマのすばらしさに胸を打たれています(回収率は……ちょっとアレですが……)。

インタビュー

私の仕事紹介

ライツ事業部では、作家と編集部が生み出した作品を、書籍以外のメディア(映像や商品など)に展開していく際の窓口を担当しています。

企画、収支試算・出資検討、外部のパートナーとの条件交渉・契約締結、監修、宣伝など、世に出るまでのあらゆる場面に関われる点が、この仕事の大きな魅力です。

複雑な条件交渉や、関係各所の調整作業、契約作成等の事務作業など地道な仕事が多く、大変ではありますが、作品をよりたくさんの人に届ける最前線に身を置けるため、やりがいが大きい仕事です。

近年は特にアニメ化の要望が多くなり、ライツ事業部は嬉しい悲鳴を上げています。ライツ業務に少しでも興味のある学生の皆様をお待ちしています!

ここでやりたい仕事

最近携わったなかで特に印象深い仕事は「パブリックアート」。荒木飛呂彦先生が描かれた原画をステンドグラス作品にし、パブリック空間に設置するというものです。

私が集英社に転職した理由のひとつに「刹那的なものではなく、長く残るものに携わりたい」という想いがありました。パブリックアートは恒久的に設置されるもの(実際の耐用年数としては数十年)で、これから長きにわたり、先生の素晴らしいイラストが多くの人の目を楽しませることを思うと、非常に感慨深い気持ちになりました。

もちろん、マンガをはじめとした出版物は長く読者の手元に残りますし、アニメやドラマ、映画といった映像も、Blu-rayや配信などで比較的長い期間アクセスできるメディア形態です。その意味で、集英社・ライツ事業部で働いているだけで、やりたい仕事に携われているのかもしれません。

世の中にお披露目される直前に、囲いのなかで撮影したものです!

スケジュール

09:30

出社。この日はデスクで朝食をとりながらメールを見て、急ぎのものにお返事します。

10:00

オンラインで海外商品の監修会。

11:00

所属する課の情報共有会議。新規企画やトラブル案件、上手くいったことの共有を行なう会議です。社外や社内の方を招いての勉強会もあります。

12:30

課会を途中で抜け、国内商品の監修会へ。

企画から実物サンプルのチェックまで楽しく真剣に監修しています!

14:00

青年誌作品のアニメ化プレゼン。メーカーさんが「このようにアニメをつくりたい」という意気込みを伝えてくださる場です。

15:00

担当作品の社内チーム共有会議。編集部・関連部署・ライツが一堂に会して、原作書籍・関連書籍の刊行予定や、メディア化の進捗状況などを共有する会です。メディア化は書籍の宣伝・販売の重要な機会。社内連携がとても重要です!

16:00

そのまま協力会社さんも合流しての宣伝分科会議。アニメ化が水面下で進行しているタイトルの情報解禁タイミングやそのやり方などを検討します。

17:00

別の青年誌作品のアニメ化プレゼン。1日に2度プレゼンがあるのはなかなか珍しいです。このプレゼンも素晴らしい内容でした。

18:00

次の予定の都合上、契約書作成や事務作業をあきらめ、急ぎのメールに返答。明日の自分に期待します。

19:30

担当作品のプロデューサーさんたちと会食。作品の今後の話や、業界の情報交換などをしました。くだけた雰囲気で話せる会食は重要なコミュニケーションの場です。

会食後に独りで食べる〆もまた重要です。

23:00

帰宅。翌日は作業するぞと決意し、To Doをリストアップしてから寝ました。
※この日は打合せが多いかなりハードめの1日で、普段は契約作業などを中心にもう少し穏やかに働いています……!

メッセージ

就活生へのメッセージ

なんか面白そうな会社だな。そんなノリで受けてみてください。
中途採用なのであまり参考にならないかもしれませんが、私の場合、前職で集英社と仕事をする機会があり、「面白そうな会社だな」「『週刊少年ジャンプ』を読んで育ったし、働けたら楽しいかもな」と感じたから、という軽いノリで応募して今に至ります。
あなたが集英社のどんなところを面白いと思ったのか。集英社でどんな仕事をしたら夢中になれるのか。それを自分らしく伝えることが、一番あなたを魅力的に見せると思います。晴れて入社された暁にはぜひお声がけください。一緒にお仕事する機会を楽しみにしています!