受賞作『そういう生き物』 春見朔子

【梗概】

 薬剤師の千景は偶然訪れたスナックでそこに勤める高校の同級生のまゆ子と再会し、まゆ子は千景のマンションの部屋に身を寄せるようになる。ある日、央佑と名乗る小学生がカタツムリを預かってほしいと訪ねてきて、まゆ子は央佑との交流を深めてゆく。一方、千景は央佑の祖父で大学の恩師である「先生」の家を訪れては、先生と共に線虫の観察をする日々を過ごしていた。同級生の結婚式が近づく中、千景とまゆ子はかつて自分たちが恋人同士だった事実を意識し葛藤する。「性」に翻弄されながら、二人が見いだす新たな関係とは。


【著者プロフィール】

・氏 名
・生年月日
・現住所

春見朔子(はるみ・さくこ)
1983(昭和58)年5月2日 北海道生まれ
北海道札幌市