書誌情報

集英社文庫

日本国最後の帰還兵 深谷義治とその家族

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著者

著:深谷敏雄

あらすじ・概要

義を貫き、日本の名誉を守り抜いた男がいた。第二次大戦中、中国でスパイとして暗躍した深谷義治。終戦後も潜伏し続けたが、当局に逮捕され、中国最悪の上海監獄へ収監された。その月日は、20年以上。残酷な拷問を受け続け、幾度も生死をさまよい、それでも祖国や家族のために完全黙秘を貫いた。彼の不屈の信念を支えたものは、いったい何だったのか。戦争の傷跡をえぐる壮絶なノンフィクション。

まえがき
第一章 戦場
第二章 潜伏
第三章 地獄の日々
第四章 文化大革命
第五章 日中関係正常化
第六章 判決後
第七章 在上海日本総領事館設立後の日々
第八章 唐山の震災後
第九章 夜明け
第十章 帰国後の試練
第十一章 真相と検証
第十二章 奮闘記
第十三章 五つの所感
あとがき