書誌情報

翻訳単行本

スナーク狩り

埋め込みコード(HTML)

※このコードをコピーしてサイトに貼り付けてください

あらすじ・概要

その姿を見た者は消えてしまうと言われている、怪物スナーク。
そのスナークを捕まえようと、船長ベルマンのもとに集まったのは、靴磨き、帽子屋、弁護士、ブローカー、ビリヤード・マーカー、パン屋、肉屋、
銀行家、そしてビーバー。真っ白な海図を持って出航した総勢9人と一匹だが・・・
噂が想像を増幅させ、極限の恐怖に支配される中で起こる驚愕の結末!?
謎の怪物スナークは、いたのか? いないのか?

「アリス」シリーズの作者ルイス・キャロルによる奇想天外な物語の世界にシンクロする絵を描いたのは、ムーミンでおなじみのトーベ・ヤンソン。
このノンセンスな冒険奇譚を、歌人・穂村弘ならではのスタイルで日本語に変換した『スナーク狩り』。その魅力的な一冊は、必見・必読! です。

【著者紹介】

(作)ルイス・キャロル
イギリスの作家・詩人・数学者・写真家。
『不思議の国のアリス』など「アリス」シリーズをはじめ、言葉や数字で遊んだノンセンスな作品を多数創作。

(絵)トーベ・ヤンソン
フィンランドの画家・小説家・絵本作家。
1945年に『小さなトロールと大きな洪水』でスタートした「ムーミン」シリーズなど著書多数。1966年に国際アンデルセン賞受賞。

(訳)穂村弘(ほむらひろし)
歌人。ニューウェーブ短歌の旗手としての活躍はもちろん、翻訳、評論、エッセイなど、多方面で才能あふれる活動を展開。
2008年に伊藤整文学賞、短歌研究賞を受賞。