書誌情報
集英社文庫(日本)
至誠の残滓
著者
あらすじ・概要
死んだはずの、元新撰組・原田左之助と山崎烝が、明治の世も生きていたら!? 斎藤一も登場!
文庫界の風雲児・矢野隆が描く、エンタメ120%の新撰組小説!
幕末に死んだはずの元新撰組・原田左之助は、松山勝と改名して東京の片隅で古物屋を営んでいた。明治11年8月、彼は警部補として新政府に仕える藤田五郎(斎藤一)から人買いなど悪事に手を染める元長州藩の士族を調べて欲しいと依頼される。新聞錦絵の記者をする高波梓こと山崎烝とともに調査を進めると、予想外な真相に辿り着く。新撰組の生き残り3人の活躍を描く、ノンストップ時代小説!