七人の敵がいる 加納朋子

育児体験談

想像以上にタイヘンなPTA行事。
事前に行ったアンケートでは、たくさんの育児体験談が寄せられました。

ここではその一部を紹介します。
また、一番最後に、アンケートの集計結果もありますので
ぜひご覧ください!

 

●自分の仲好しがいないから、子供のクラスを園長に言ってかえさせた「モンスターペアレント」がいた。

●役員決めの保護者会では、引き受けたくないのはみんな同じだけど、断り方に人間性が出るような気がします。この時ばかりは、妊娠するかも(??)しれない、ご主人がリストラされかかっている、などなど…。完全に元気なご家族なのに、子どものうつや介護を理由にお断りされることも。一通りそれぞれの家族の話をするものの、結局みんな貝のようになり非常に気まずい雰囲気に。

●PTA役員候補を選出する学年ごとの話を私は「言い訳大会」と呼んでいます。

●子ども会の役員をしてほしい、と電話がきた。「やるからには精いっぱいやるが、いろいろな課題を感じている。安全衛生にもっと力をいれる一方で、レクリエーションなどは役員の必須業務からはずし、有志がいるときだけにしたい。この方針に賛同していただけるなら、会長をやってもいい」と話したら、もうかかってこなくなりました。

●昔は「役員はこの人」といった方がいましたが、年々減る傾向にあり、今では各委員会、部会の委員長、部長までくじ引きで決まるようになってきました。やる気がなかったり、能力がない人がなると大変です。

●6年生の学年委員をやったのですが、謝恩会がある学年なので、みんなやりたがらず、
最後の謝恩会も委員長が怒ってしまってまとまりませんでした。

●くじ引きで見事委員長が当たってしまいました。あらためて役員の状況をみたら、専業主婦にパートばかり、17名いる委員の中で、フルタイムは私を含めて2~3名でした。さすがにそれはないだろう!と叫びたくなりました。忙しいのはお互い様、と思えるのも限度があります。委員長ともなれば毎月一回午前中の会議への出席、とりまとめなど、半端ない仕事が盛りだくさんです。さらに子どもの行事への参加…。一体、どれだけ会社をやすまなければならないんだ、と気が遠くなりそうでした。副委員長さんに協力してもらって会議は半分くらい代理出席してもらいましたが、どんなに批判を浴びても、委員長は辞退すべきだったと後悔しています。

●昔は何かあると連絡網やプリントで連絡していたが、今は一斉メールで済んでいます。よいか悪いかわかりませんが、仕事をしている私は大変助かります。連絡網のときは、前後のママに迷惑かけましたから…

●PTAで沈黙に耐えかねてやることになった、「校庭開放」のイベントの委員長。
学校、お母さんとのやりとりは問題なかったものの、区の担当者がお役所的な対応をして面倒でした。報酬を区から支給するための書類フォーマットが年度の途中で変更したため、
過去にさかのぼってサインを集めたり…。仕事が増えて大変でした。
土日ならできると思った人が委員になる「校庭開放」ですが、区の主催の説明会が平日にあるので、なんとか都合をつけてください、と委員の方にお願いしたら、「そんなの無理です」と電話口で怒られました。

●小学校のPTA役員を経験した時、ファミレスで何時間も結論もでない話し合いをしたり、伝統を守ろうとして新しい人がやりにくい環境だったりと疑問に思うことがたくさんあったので、同じ考えの人たちと、PTA改革をしました。
子どもを想う気持ちがあれば、誰でも仕事ができるように仕事を簡略化して、人数も増やして一人の負担を減らすこと。本部を一度経験すれば、子どもが何人いても、どんな役も免除してもらえる、など条件をつけたら、若いママさんがたくさん立候補してくれるようになりました。誰でもできるPTA活動になりつつあります!

●インフルエンザにかかり、役員決めに行けず、役員になり、
仕事で事業案作りの日にいけなかったら、クラス委員になりました。
上の子の時にはあみだくじで緑化委員に。(泣)

●役員決めになると必ず、引っ越す…などと話す人がいますが、次年度も学校にいます。

●私の手ごわい相手、と言えば、ズバリわが子です。
娘が小学校2年生の時の出来事です。
好奇心が旺盛な娘が思いつきで行動するので、今やっていることを投げだし、飛び出してしまいます。ある日、机のまわりに本が散乱し、とても勉強できるように思えなかったのでいままでのいらいらも積もっていた私は、「一体何様のつもり!!??」と怒りました。すると、娘は淡々と、「私?私はお嬢様ですけど何か」と答えました。全身の力が抜け、怒ることも忘れてしまいました。恐るべし娘。

●まだ幼稚園で困ったことはないけれど、小学校に入ったら主人公みたいにならないように・・・身につまされました。

●うちの学校は、子ども一人に対して、2回、PTA役員をやらなくてはなりません。私には2人の子どもがいるので、4年間…無理です。4月の保護者には出ないのはお約束ですが、家に電話がかかってきます。無視していると、手紙がきます。おそろしいです。
1年ならまだしも、働いているのに、4年も拘束されるとは。やりたい人だけで仲良くやっててくれればいいのに。

●役員決めの日に欠席すると、自動的に委員長になってしまうので、這ってでも行かないといけない。

●職場で敵となりやすいのは、独身女性と、奥さんが専業主婦で家のことは何もしない男性。ここを敵に回さないようにどうたちまわるのか、が大切です。

『七人の敵がいる』アンケート結果

(2010年5月に20代~50代の都内在住主婦の方148名にアンケートを実施。

回答者148名中、専業主婦の方29名(約20%)・兼業主婦の方119名(約80%)

■PTA役員は経験済みですか?

はい:いいえ=3:7

→これからお子さんが小学校にあがる方も多く、これからの問題、としている方が多くいらしゃいました。
「この本は小説だけれども、ある意味、PTA問題の参考書でもある。予習に最適」というコメントも!
「PTA役員がポイント制になっていて、必ず全員がやらないといけないシステムになっている」という「ポイント制」のコメントも多く見られました。

■あなたにとって一番“手ごわい相手”は?という質問に対して、一番多かった答えは…

「夫」でした。

■あなたにとって一番”頼りになる相手は?”という質問に対して、一番多かった答えは…

おなじく「夫」でした。

→いずれにしても、ご夫婦単位で考えられている方が多いようですね。やはりキーパーソンはパートナーである「夫」なのですね。

■ママ友とのお付き合いについて、「うまくいっている」と答えた方は…

全体の約85%でした。

→(失礼かもしれませんが)予想以上に高い結果でした。

みなさん、ちゃんと周りに気遣いながら、ママ友とお付き合いしているのですね。

「子どもが孤立しないよう、最低限のお付き合いはナントカ頑張っている」というコメントも多かったです。

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ママ友も、義母も、男も、夫も、子供も、先生も、PTA会長も、女の周りは敵だらけ!?

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